ボーイスカウトとは

 この「ボーイスカウトとは」というページでは、スカウティングについていろいろな角度から紹介していきます。スカウティングというのはボーイスカウト活動のことです。

ボーイスカウトは、健やかな子供を育成する世界運動です。大きな運動は、小さなキャンプから始まりました。
 ボーイスカウトは、1907年、イギリスのブラウンシー島で行われたキャンプからスタートしました。都会育ちの少年たちにとって、このキャンプは夢と冒険に満ちた初めての体験でした。かねてから少年たちの教育問題に大きな関心をもち、このキャンプを主催したベーデン・パウエル卿は、この体験をもとに翌年「スカウティング・フォア・ボーイズ」という本を著し、少年たちの旺盛な冒険心や好奇心をキャンプ生活や自然観察、グループでのゲームなどのなかで発揮させ、「遊び」をとおして少年たちに自立心や協調性、リーダーシップを身につけさせようと説いたのです。これがボーイスカウト運動の始まりです。「スカウト」とは「先駆者」のことで、ボーイスカウトとは「自ら率先して幸福な人生を切り開き、社会の発展の先頭に立とうとする少年」という意味を持っています。


世界216の国と領域で約2900万人が活動しています。
 現在、世界では216の国と領域で約2900万人がボーイスカウト運動に参加しており、また2億5千万人ものひとが人生の一時期をボーイスカウトとして過ごしています。この数字は、ボーイスカウト運動の意義、楽しさが広く世界に認められた証といえます。世界大部分の地域で、多くのスカウトやOBを生んできたこの運動は、さらにその輪をひろげつつあります。


学校以外の場所がボーイスカウトの教室です。
 現代の子供たちは、受験勉強や塾通い、稽古事におわれ、大人並みの忙しさもまれではないといわれます。また、近所の子供たちと学友と誘いあって一緒に遊びまわることも少なくなりました。これでは、たとえ学力、知力が向上しても、人間にとって大切な、バランスのとれた人格を形成するためには問題があると言わざるを得ません。
ボーイスカウトの活動では、年齢の近い仲間たちとともに、大自然の中で思い切り楽しく遊びながら、多くのことを自らの心とからだで体験学習していきます。その過程で将来実社会で必要となる体力や健康、協調性やコミュニケーションの能力、リーダーシップといった、大きく見れば「共生の能力」の基礎とノウ・ハウを、ごく自然に身につけることができるのです。
ボーイスカウト活動の目的、教育システムは、世界共通です。また当然のことながら名称も世界共通で「ボーイスカウト」または単に「スカウト」と呼ばれています。すでに、1920年には国際事務局がロンドンに開設され、以来、人種、宗教、言語など、人々のあらゆる違いを超えて、世界中の青少年の友愛を深めることを目指し、その活動は積極的に展開されています。


 

奉仕の心と人間愛が基本です。
 ボーイスカウトの日常活動の大きな柱に、さまざまなボランティア活動があります。これはボーイスカウトの活動が自然と社会、そしてそれらを包括した人生そのものであることを示しています。そのためスカウトは全国規模の社会奉仕活動である赤い羽根募金やユニセフ募金を率先して推進することはもちろん、公園などの清掃をはじめとする地域社会への貢献も積極的に行い、人の役に立つことの大切さを学んでいます。


家庭にいても、学校にいても、ボーイスカウトの誇りを大切にします。
 ボーイスカウトは子供の個性を尊重する運動ですが、同時にスカウトとしての活動中は規律を大切にします。そのためスカウトたちは入団するにあたって年齢部門別に「やくそく」や「ちかい」をたて、「おきて」を守ることを約束します。しかし、この内容は「体を強くし、心を健やかに、徳を養います」といった人間としてごく当たり前の信条に他ならないものばかりです。ボーイスカウト運動はこのような信条を子供たちにはっきりと意識させることにより、家庭でも、学校でも、自らの責任と目的を自覚してより有意義な日常生活を送るよう促しています。


ボーイスカウトから、宇宙飛行士誕生!
 1996年、日本人で5人目の宇宙飛行士候補者に選ばれた野口聡一さんもボーイスカウトの仲間です。小学生の時からスカウト活動を続け、宇宙飛行士の訓練にアメリカへ出発するまで指導者として活動していました。「宇宙飛行士もそうですが、ボーイスカウトで培った協調性、チームワークはどんな仕事をするときでも必ず役立つはずです。」と野口さんは語っています。

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